そばにいたかった
〜STAND ALONE〜


「手紙書くね」今日から君は旅立ってく
晴れた日曜の午後 ゆっくりと空に上った

頑張れの言葉 僕は心から言えなかった

そばにいたかった
そばに居て欲しかった 今さら遅いね
ざわめいたロビーでは君の香りも消されて
想いが行き場を失くしていた
君は夢求めて 望んだ STAND ALONE

「今日の夕焼けは奇麗で君に見せたかった」
書いてた手紙やめて いきなり逢いに行こうか?

現実の壁がふさぐ 明日はまた仕事なんだ

そばにいるのは
見慣れている親友 悪くない安らぎ
「彼女に惚れてたんだろ?」気付かれてない筈だった
笑えていることが嬉しくて
こんな愛があること 分かった STAND ALONE

そばにいたかった
そばに居て欲しかった 二人は自由さ
つぶやいた帰り道は 君が暮らしてた辺り
もう一度僕は夢を探そう
行き先も決めずに一人 STAND ALONE